<iframe> | HTML5タグ辞典
<iframe src=”読み込むファイルのパス”></iframe>
iframe要素は他のHTMLファイルを読み込むための要素です。iframeの領域内に読み込んだHTMLが表示されます。
googleマップやyoutubeの埋め込みや、利用規約の表示などに利用されることが多いです。
記述例
<iframe src="https://webya-san.com/iframe_sample.html" width="100%" height="200"></iframe>
src属性で読み込むファイルを指定します。ファイルの指定は相対パスでも可能です。
iframeには閉じタグもありますが、閉じタグとの間には何も記載しません。
iframeの幅と高さはwidth属性とheight属性で指定しています。%指定とピクセル指定が可能です。
ピクセル指定の場合は単位を省略できます。幅と高さはCSSでも指定可能です。
表示
読み込んだコンテンツがiframeの領域からはみ出す場合はスクロールバーが表示されます。
スクロールバーの表示はCSSの overflow で制御可能です。
属性
src属性
iframe要素で読み込むファイルをURLで指定します。相対パスでも指定できます。
width属性
iframe表示領域の幅を指定します。
height属性
iframe表示領域の高さを指定します。
name属性
iframeの名前を指定します。
iframeにname属性で名前をつけ、その名前をa要素の target に指定することでそのiframe内にリンク先のページを表示することができます。
sandbox属性
iframe要素で読み込んだHTMLに対してセキュリティーの制限をかけることができます。sandbox属性の値は半角スペースで複数指定が可能です。
sandbox属性を指定しなければ全ての動作が許可されます。
sandbox属性で値を指定すると、その値の動作のみが許可され、その他の値の動作は制限されます。
sandbox属性を記述して値を一つも指定しない場合、全ての動作が制限されます。
値 | 動作 |
---|---|
allow-forms | フォーム送信を許可 |
allow-modals | モーダルウィンドウを開くことを許可 |
allow-orientation-lock | 画面の向きのロックを許可 |
allow-pointer-lock | Pointer Lock API (マウスカーソルの固定)を許可 |
allow-popups | ポップアップウィンドウの表示を許可 |
allow-popups-to-escape-sandbox | 新しいウィンドウを開いたときにsandboxの設定を引き継がない |
allow-presentation | プレゼンテーションモードを許可 |
allow-same-origin | 埋め込み元のページと同じオリジンを適用 |
allow-scripts | スクリプト実行を許可(ポップアップは除く) |
allow-top-navigation | 埋め込み元のページ遷移を許可 |
allow-top-navigation-by-user-activation | トップレベルコンテンツへの操作を許可(ユーザーが操作した場合のみ) |